生体内では、タンパク質やアミノ酸が水で包まれ運ばれていることがわかってきている。そして、水が物質を包む作用(親水コロイド状態)がおきないとされる疎水コロイドも、超微粒子化された水・生体水の世界では包まれ、この崩れることのない水の運搬力で全身に運ばれている。粒が揃い活力ある生体水の世界では、異物はすべて水の器に包まれ害を及ぼさず、排尿や汗として排泄されている。健康な生体水の世界では、環境ホルモンと呼ばれている物質さえ、ほとんどのものが異物として排泄されるようである。

 

 なぜ同条件の生活の中、これらにより病を引き起こす人と引き起こさない人がいるのだろうか。


病を起こさない人とは、摂取した水を活力あふれる水に整えることのできる細胞力を持ち得る人である。また、この細胞のはたらき力は誕生から年月が経ていない、小さい子供ほど備わっていることが明らかになる。

 細胞が行う最も精妙なはたらきで、エネルギー量を要する細胞分裂作用は、粒が揃った元気な生体水の環境がなければ正確には行えない。この細胞分裂が活発な時期とは、生体水が元気であることを意味する。この時期、反応速度やその正確さを助ける、重要な役割の水が衰えていたり、これを阻害する化学物質の存在により、脳や各臓器の重要な細胞群の配列にばらつきが生じる。

 

 今日、増加傾向にある身体の障害や疾患を持つ子供達の存在は、この生体水の活力・運動力の衰えが最大の原因となっている。


大人より弱いと考えられている子供達、特に幼児について、ある意味では大人を遙かに越える代謝・排出システムが備わっていることが最近になり、医学面でも語られつつある。細胞の異物の検知能力、そしてその排出能力の強さは大人を遙かに越えている。


女性の身体の中では、最も化学物質がたまる部位の子宮で育った胎児のダイオキシン保有率は、母体の20%程度である。そして今日、アトピー症で悩む幼児の増加傾向が聞かれているが、これは母体から引き継いだ化学物質の排泄により、皮膚表皮でその物質と紫外線が反応し、強酸性物質を生成しているとも大いに考えられる。これも結果として現れている症状のみを見ると弱い子と見られがちだが、これは早く異物を排出しようとした細胞のはたらきによるものである。

       
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